124. 自動か手動か
マドリーの中心ソル広場(太陽の広場)に国鉄(renfe)の近距離専用電車が3年越しに乗り入れ、盛大な開通式があった。ほとぼりの冷める時を待って、野次馬根性で出掛けて見た、感想を羅列します。
自動改札口では定期券を懸命に押し付けても、自動読み取りは作動せず、眺めていた間に10人に1人はキップを入れても、順調に作動せず。駅員の詰め所も無い様子、タダ乗り監視用の警備員が、忙しく手動で通過させていた。
下の写真は四角なビルに囲まれた海のクジラを連想させる出入り口(横かな見ると)。日に7万人が利用すると言う出入り口の側面には10cmほどの段差あり。地下の乗り場とを結ぶエスカレーターのレーンは少なすぎる。
路線図は5m四方ほどの美しいモザイクで床に埋め込んであるが、昇降客が縦横に通過するので、眺めてはおれない、それ以外には天井に近い暗がりに一枚あるが、気付く人は少なかろう。
久し振りにスペインの「格好」本位の伝統が未だに生きているのに出会い楽しかった。