自笑庵:ともやの時おりおりのメッセージ

HP~スペインの大地とその心を描く~澤口友彌の世界でつづったブログ (2003 - 2011 年)&その他

110. 寿命

先日、弟から、愛犬が遂に十六年で天寿をまっとうした、と連絡があった。愛され長生き出来て本望だったと思う。
そこで、つい人間だったら何歳だったろうか・・・、と単純に時計の時間で推測しようとしたが、チョット待てよ!!!。
とある古い本で読んだ記憶では、哺乳類では「時間は体重の四分の一乗に比例する」と云う事。だから体重が十倍になれば、時間は一、八倍となる。体重16倍で時間は2倍ということらしい。
哺乳類は体の大小に関係なく、一生の間に五億回呼吸し、呼吸の四倍に相当する二十億回心臓がドキドキと打つそうだから、大きな動物ほど、時間の流れは遅く、小さい動物ほど時間は早く進むことになる。
一口に言って、大動物は長命、小動物は短命と言うことだ。
しかし人間だけの物理的時間で他の哺乳類などの一生を推量することは、人間の思い上がりかもしれない。