取材に出ると一番の楽しみは地元のワインを飲めること。酒の肴はほとんどはその地方産の肉ということになるが、スペインの牛肉はだいたいが1才未満が多いけれども、僕は4、5歳の牛で脂がよく回っている、いわゆる霜降りに近い肉が味があってよく食べます。まあ、昔は500~700gをペロリといっていたが、今は300前後かなぁ。ホトホト歳を感じます。
最近のワインはフランス・イタリアから新しいブドウの品種が入ってきて栽培するようになったので大分スペインらしい癖のあるワインが少なくなったような感じがします。でも絵を描くときは日陰から眺める角度がいいとは限らないので、炎天下、煮干のようにカラカラになって宿に帰って飲む酒は最高に旨いよなー。
取材は大変だけど、また気分転換にもよいので、できるだけせっせと出かけるようにしています。一度出かけたらまあ最低1000Kmは走るねー。
ああ、ひとつ。酒、酒といいますが、量は1回でグラスに2杯も飲めば定量の男です。